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3月25日の日記に書いた疑問に、西野さんが簡潔且つ非常に分かりやすいお答えをお送り下さったので、それを転載するとともに、「はるか」の成果をISAS(JAXA)へリンク致します。
西野さん、本当にありがとうございます。 降着円盤とプラズマ円盤のニュアンスについてご説明させて頂きます。 「降着円盤」のほうが古くからある言葉で、広い意味で使われます。 物質が回転面に向かって落ち込んでいれば「降着円盤」と呼ばれます。 この降着円盤モデルでは、重力と遠心力のつりあいだけが考えられてきました。 ところが最近では、この降着円盤の運動を考える上で 物質の電離度(どれくらいプラズマが含まれるか)や磁場の存在を 無視することができないことが分かってきました。 例えば、磁場とプラズマが存在して回転しているだけで系が不安定になります。 また、活動銀河核から飛び出すプラズマのジェットなどは、 磁場からプラズマにエネルギーが移った結果だと考えられています。 したがって「プラズマ円盤」といった場合には、 降着円盤を構成している物質(の多く)がプラズマであることを強調して述べ、 プラズマと磁場の相互作用などを研究の中心にしていると考えて良いと思います。 疑問氷解! 西野さん、本当にありがとうございます。また一つ利口になりました。 「はるか」の科学的成果はこちら JAXA(ISAS内)のこの画像 提供JAXA が、まず印象的でした。 「はるか」の成果と運用終了について(資料)
by ohsawa_akinori
| 2006-03-28 00:05
| SF&宇宙
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